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優雅なヒレと動きを楽しむ!改良ベタの品種8選

要約:ベタには野生の色味や姿を色濃く残した「ワイルドベタ」と,華やかさを重視して品種改良が進められた「改良ベタ」の分類があります.今回はぺットショップでよく売られている「改良ベタ」の品種として「ベールテール(トラディショナル)」「クラウンテール」「ダブルテール(ハートテール)」「スーパーデルタ」「ハーフムーン」「フルムーン」「プラガット」「ダンボ」を紹介します.

優美な動きから繰り出されるヒレの揺らめき

ペットショップや規模の大きいホームセンターなどで,コップだかジョッキだかのサイズの水槽で1匹だけで入り,エアレーションもかけずに陳列されている体長4~5cmの小魚を見かけたことはありませんか?これは「ベタ」というタイ原産の観賞魚で,エラのそばに位置する呼吸補助器官「ラビリンス」を持つため,水面から取り込んだ空気を呼吸に使えるためこうした展示ができるわけです.

ベタにおいては,水量より混泳相手のほうが飼育時の重大な問題であるといえる.

ほかに,縄張り意識が高く好戦的なため,混泳が大けがのもとになることを危惧しての対応でもあります.一般的に流通しているのはほとんど,色やヒレなど華やかになるよう品種改良を受けた「改良ベタ」です.

ベタの品種一覧

ここではヒレの形による分類の紹介になります.体色に関しても様々な分類があります.

ベールテール(トラディショナル)

もっとも手頃で一般的な形のベタで,しずく型の尾びれが特徴です.軟条というヒレを支えるスジがあるのですが,ベールテールの尾びれでは二又で太く鱗のような模様があるため見ごたえがあります.

クラウンテール

尾びれが途中から軟条に沿って線上の形となり,とげが無数に生えたような,王冠状の形となります.この軟条がよく広がり隣同士交差するようになるとクロスレイと呼ばれます.

ダブルテール(ハートテール)

尾びれが上下2つになり,背びれも尻ビレほどのサイズに大きくなった品種です.別名のハートテールもこの2つ並んだ尾びれがハート形のためです.

スーパーデルタ

尾びれが大きく広がるタイプのうち,フレアリング(威嚇行動)の時180度までは広がらない三角形の尾びれを持つ品種です.

ハーフムーン

尾びれが180度まで大きく広がり,背びれ腹びれまで広がって半月のような半円状に見える豪華な品種です.

フルムーン

ハーフムーンの大きく広がる尾びれとダブルテールの尾びれが二枚となる形質を引き継ぎ,真円状にまですべてのヒレが展開される品種です.通常ペットショップで見かけることはあまりありませんが,親魚となるハーフムーンとダブルテールはペットショップなどで入手可能ですので,飼育に慣れた方は繁殖など挑戦しても面白いかもしれません.

プラガット

名前は原産国タイの言葉で「噛む魚」という意味です.ワイルドベタに最も近い体格で,動きも俊敏で闘争に有利なため名前負けしない品種です.ブラックドラゴンなど金属光沢のある鱗と濃い色の取り合わせが似合う魚です.

ダンボ

胸ビレが伸長したことで泳ぐ姿が耳を使って空を飛ぶ像のキャラクター「ダンボ」に似ることからの名づけです.固有の品種名というよりこの特徴を持つものに付加される言葉といったところで,上記イラストの品種は「スーパーデルタダンボ」となります.

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